体験型観光の振興に取り組んでいる全国組織「全国ほんもの体験ネットワーク」(藤澤安良会長)の第23回総会が3月24日、奈良県橿原市で開かれた。全国から約70人が参加した。
訪日外国人教育旅行や住宅宿泊事業法(民泊新法)への対応について意見が交わされたほか、2018年度の第15回「全国ほんもの体験フォーラムin五島」の開催概要が発表された。
離島初開催となる長崎県五島市で開かれるフォーラムの日程は、来年3月21~23日の3日間。21日の全体フォーラムは福江文化会館がメイン会場となる予定。22日に課題別研究分科会を、22、23日に体験ツアーを開く。主催は、全国ほんもの体験フォーラムin五島実行委員会(仮称)。共催は、全国ほんもの体験ネットワーク。
次回の第24回全国ほんもの体験ネットワーク総会の開催概要も報告された。会場は岩手県久慈市。総会と併せて研修会なども行う。開催日程は、10月26~28日の3日間。26、27日がコーディネーター研修会、27日が総会、28日が体験ツアーとして「震災学習列車」「サッパ船クルーズ」を、久慈市と田野畑村で行う予定。受け入れは久慈市のふるさと体験学習協会。